結論からです。5秒しゃぶしゃぶするだけです。
今回紹介するのは、100円寿司で大人気の赤えびです。
僕は10年間魚屋で働いていたので、正直赤エビはバカにしていました。理由は簡単です。天然車海老がエビ業界のキングだからです。価格だけ見ても2倍〜5倍です。その他にもボタンえびや甘エビなどおいしいエビを知っていたからです。
では、なぜ赤エビの旨さに気づいたかというと師匠に怒られたからです。
当時僕は売れ残った赤エビを雑に刺身に盛り付け提供していました。車エビやボタンエビは丁寧にカッコよく提供するのに。赤エビだからこんなもんでしょ・・・と
赤エビの下処理は簡単です。
①ボールに4尾入れる
②水道水で3分流しっぱなしで解凍(水出し過ぎ注意!旨味逃げます)
③頭をとる(手で簡単に取れます)
④周りの殻をとる
⑤背わたを取る
⑥塩水(氷入り)に入れ1分〆る(エビの中に含まれる余分な水分が抜け食感アップ)
⑦エビを取り出し水気をしっかり取り盛り付け
・刺身完成!!
・・・当時僕は赤エビの処理⑥を飛ばして提供してました。
師匠に怒られた僕は(内心、面倒だなって思いながら)⑥の塩水処理を始めました。
処理を終え、ようやく刺身を盛り付けているとまた怒られました。
なぜしゃぶしゃぶしてないんだ!!!と。
⑥の処理は師匠の中では当然やってあると思っていたみたい・・・
ぶりしゃぶ・マグロの湯しも・金目鯛の湯引きなど軽く火を入れるだけで旨味がアップする事は知っていましたが、赤エビは知らなかった・・・
実際にやってみるとう、うま・・・
甘味が増し、プリッと感がかなり上がります!!
下処理⑤と⑥の間に、お湯で赤えび5秒しゃぶしゃぶするだけです!
これだけで赤エビの印象変わります。今まで100円寿司で赤エビうま!!って言ってた人。もっと美味しくなりますよ。ぜひ試してみて下さい。
赤エビ別の食べ方
その他にも赤エビは色々なおいしい食べ方あります。
僕が一番好きな食べ方はみそ鍋です。
赤エビは他のエビと違い、頭がついた状態で販売されていることが多いです。その為、エビの出汁がでるのは赤エビがダントツです。なんせミソがあるから♡
頭付きの赤エビは味の濃い味噌鍋に入れも負けません!エビの風味によりワンランク上の鍋ができます。食べる時も手でエビを剥き、ハフハフしながら食べて下さい。旨いです。
次に天ぷらです。
これは余り物でやります(笑)
前日にテンション上がってたくさん赤エビしゃぶしゃぶを準備します。
結果残る・・・よし天ぷらだ!
※イメージしているプリップリのエビ天ぷらにはなりません。
赤えびは刺身用がメインなのでプリプリのエビ天ぷら・エビフライにはなりません。
しかし赤エビの天ぷらは素朴でおいしい。お子様なら赤エビの天ぷらの方が食べやすく好きかも。
他にもボイルや、グリルで塩焼きもありますが、やっぱり5秒しゃぶしゃぶには勝てません!
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